先日、栃木県日光市の鳴虫山に行ってきました。
御幸町第1駐車場(1日500円) → 憾満ヶ淵、並び地蔵(化け地蔵)
→ 独標 → 合峰 → 鳴虫山(1103m) → 神主山 → 駐車場
と周遊するコースで、累積標高差は約740m。所要は休憩を除いて5時間くらいのコースです。
旧日光市役所記念公園、神橋を通過し、憾満ヶ淵に到着。大谷川沿いにお地蔵さんが並びます。数えるたびに数が変わってしまうので「化け地蔵」とも呼ばれるそうです。
登山コースは急登の連続。かつ根が多く張っていたり、ザレ場あり、岩場ありと結構ハードです。ちなみにこの日は、WBCの準決勝でメキシコ戦。試合経過を確認しながらということも手伝って、登るペースはやや遅め。
ところで山に入った直後から、親子共々やたらに鼻がズルズルしたのですが、後で調べたら麓はスギ、ヒノキの林なのだそう。なるほど花粉の聖地のような場所に、自ら突入していたんだな~。
独標、合峰を通過し、その後の小ピークを繰り返すうち、ようやく鳴虫山到着しました。景色は特段良くはありませんが、木々の間から、親子登山にて目標にしている女峰山を見ることができました。
この鳴虫山。4、5月はアカヤシオが咲き乱れることで有名なのだそう。ピンクの花かわいい🌸!とか乙女な心を持っているわけではないのですが、登山の先にアカヤシオがお出迎えとなれば、きっと癒しになるだろうことは想像に難くありません。
この日はまだ3月で蕾を確認できる程度でしたが、このアカヤシオのシーズンに登るのもきっと楽しいだろうなと思います。
下山中、神主山の手前にてサルに遭遇🐒!(写真中央に1匹)3匹ほどいます。2匹は座って何かをいじっている様子だけど、1匹がこちらを窺っている様子。う~む、どうしよう。このまま進むと近づく形になっちゃうから危ないな~。
クマに遭遇した場合は「目をそらさずゆっくり後退」と言いますが、サルの場合はじっと目を合わせると威嚇と判断して攻撃してくることがあるらしく、ここは目を合わせず、サルの視界から消える感じで一時コースから外れて下山してきました。
下山後はお昼ごはんを食べに再び旧日光市役所記念公園や神橋付近へ。さすがは世界遺産。観光客でいっぱいです。山を下ってきて汚い恰好している人なんぞ、他にはいません。自分たちだけです。
最後の日光市内はややアウェー感が漂ったものの、鳴虫山では適度に変化のある山歩き。疲れたけれども、とても楽しい1日でした。