季節

天候不順により動かざること山の如し

梅雨明けはまだなのでしょうか。ジメジメが続くせいか我が家ではよくカエルを見かけるようになりました。また花壇にはキノコが!引っこ抜きたいけど、なんか気持ち悪いな~。手で触ってかぶれやしないだろうな~。そんなわけで直接手では触れずゴミ拾いのトングで取り除き。

 
昨日は特に雨足が強かったせいか、さすがのカエルも壁の隙間で雨宿り?物憂げそうな表情で外を見つめています。どうしてるかなと1時間くらい後に様子を見てみたら、まだ同じ場所に留まっていました。天候不順により動かざること山の如しと決め込んだのでしょうか。

 
動かざること山の如し(不動如山)といえば、武田信玄の旗の「疾如風、颯徐如林、侵掠如火、不動如山」、俗にいう「風林火山」の山の部分に当たりますが、この風林火山、中国の古典である孫子の兵法から来ているのだとか。

ちなみに武田信玄と同じ戦国時代の武将、徳川家康は唐の時代の書物「貞観政要」に学んだのだそう。自分も何か中国のもの読んでみようかなと論語を読んでみるも何言ってるのかさっぱりわかりません。今のような情報社会ではない戦国時代。時の武将が中国の古典を読んでいたとは、昔の人ってすごいですよね。