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これも一種のジレンマです

桜の花もだいぶ散り、新緑が鮮やかな季節になってきました。なんかのんびり本を読みたいなあと、「哲学のはじまり」という本を買ってきました。

私たちは一般的に「嘘をついてはいけない」とか「人を傷つけてはいけない」という倫理観を持っています。だとすると、傷つけないよう嘘をつくか、あるいは本当のことを言って傷つけるかという場面では、そのどちらを選んでも倫理に反することになってしまいます。

こういった倫理的に板挟み、二律背反の状況を、倫理学的に「ジレンマ」と呼ぶのだそうです。うんうん。聞いたことはあります。

 
来たる人口減少に備え、作業の自動化が急務です。ただオガワ電機は、自動化が難しい、面倒な手作業仕事を請負うビジネスモデル。なので自動化を目指すことそのものが、一種のジレンマなのだ!

もともと自動化が難しいので、小さな生産性向上を積み重ねるしかありませんが、人口減少を踏まえると、その目的は「コスト競争力を保つため」から「供給を維持するため」にシフトするかなあとは思います。コツコツ努力していきます。