登山

浅間山の第1外輪山を縦走してきました

先日、長野県小諸市と群馬県嬬恋市の境にある浅間山の第1外輪山、黒斑山、蛇骨岳、仙人岳を縦走してきました。朝はのんびり出発で、登山口の高峰高原ビジターセンターに着いたのは朝10時。駐車場はすでに満車で、その先の高峰マウンテンパークの駐車場を利用しました。

高峰マウンテンパーク駐車場 ↔ トーミの頭 ↔
黒斑山(最高地点2404m)↔ 蛇骨岳 ↔ 仙人岳

歩行距離は約9km。累積標高差は680mほど。休憩を含めて5時間半ほどのコースです。

 
比較的緩やかな登山道を登っていくと1時間ほどで【槍ケ鞘】という所に出ました。そこから見えるトーミの頭。なかなかの迫力です。気を付けて登っていきます。

 
トーミの頭から黒斑山までは10分足らずで到着しました。目の前には浅間山!雄大です。ちょうどお昼時で、お昼ごはん中の登山者でごった返し状態だったので、休憩はほどほどにして、すぐに蛇骨岳に向かいます。

多くの人がここ黒斑山を目的地にしているようで、ここから先の蛇骨岳方面は比較的静かな山歩きでした。

 
浅間山は植生遷移が進んでいるようで、緑、黄緑、茶色のグラデーションになっています。自分たちは蛇骨岳と仙人岳の間の開けた場所でお昼ごはんにしました。

 
次に仙人岳にアタック!崖側のその荒涼としたさまは、いかにも約2万4000年前に起きたとされる大規模な山体崩壊の歴史を想起させるような風景です。

ちなみに今回の黒斑山、蛇骨岳、仙人岳は【浅間山のなりたち】の青色部分の一番高いところの部分です。この石は前掛火山の噴石だろうか。溶岩なので大きくても結構軽い。

 
外輪山の一番端の鋸岳は時間の関係で断念し下山。高峰高原ビジターセンターにてコケモモジュースをいただいてきました。その酸っぱさが疲れた体に滲みわたります。そして高峰高原ホテルにて日帰り温泉に入ったのち帰路に付きました。

温泉では両足ともつっちゃうし、帰りの運転は眠いしきついし…。年齢にはなかなか勝てませんなー。でもめげずに体力向上を目指していきます!