部材調達難がまだ継続しています。通常の商流にて調達できない部材は、ミスミやモノタロウなど国内ネット商社、MouserやDigi-Keyなど海外ネット商社にて探すのですが、それでも調達できないことが多く、今や海外部品会社より直輸入するにまで至ってきました。
直輸入をすると、運送会社より上のような関税の支払請求書が届きます。なんだこれ~?嘘くさくないかあ?初めてこれを見たときは詐欺を疑ってしまいました。Digi-Keyなどでは関税は商社さん側で負担してくれていたためです。
どうやら直輸入の場合は、購入者が関税の支払いを完了させないと、品物が輸入税関を通過できずに滞留してしまうため、FEDEXなど運送会社が代行してその関税を支払い、のちに手数料を含めて請求が行われるという流れになるようです。
消費税については三者三様。日本支社が海外本社から購入して売っている、という形の商社さんから調達する場合、消費税は通常の10%支払いなのですが、上のDigi-Keyから調達する場合、日本支社がなく形は直輸入になるので、また計算方法が異なります。
この部材調達難をきっかけに、通常の商流以外にも調達の幅が拡がったことは良かったかなと感じているところです。BCPにも繋がりますしね。その傍らで事務の者は、関税やら消費税やら、その計算や仕訳に混乱して頭を抱えています。なにが良かっただという顔してる。すぐ慣れるだろうから堪忍ね。