子供

どんぐりから幼虫が出てきました

どんぐりと落ち葉を拾いにそうか公園にやってきました。昨年と同じ、子供が学校で使うのだそう。今年は昨年よりもさらに不作?落ち葉はともかく、どんぐりがまったく見つかりません。われわれ2人がどんぐりを餌にしているクマだったら、食料不足で人里に出没してしまうレベルです。

 
おい、ちょっと!あんたの手伝いで拾いに来たんだぞ!遊んでないでちゃんと探せよ!最終的にどんぐりは20個ほどを確保できました。

 
昨年は拾ってきたどんぐりから幼虫がたくさん出てきてしまったので、今回は対策しました。ちなみに虫はシギゾウムシというらしい。まずは拾ってきたどんぐりを水を張ったバケツに入れ込み。そして浮いたどんぐりを除去。浮いたどんぐりには幼虫がいる可能性が高いらしいです。さらに沈んで残ったどんぐりは水を切ってから冷凍庫へ。これで対策は完璧です。

 
が!いつ出てきた!?どうやって!?床を歩く幼虫を一匹発見。冷凍庫中のどんぐりを見てみると…1個に殻を割って出てきた痕跡がありました。振り返ってみるとどんぐりは、

バケツの水に放り込み → 水切り → 冷凍庫へ

なるほど水切りの短時間のうちに殻から出てきたんですかね。びっくりだ。う~む、それではこの子は冷凍庫に入れられるすんでのところで奇跡的に一命をとりとめて、親からの命をなんとか繋いだというわけか。

なんだかむげに退治するのは気の毒になってしまい、外の土の上に置いてあげることにしました。この種はどんぐりから外に出た後は、土の中で越冬し、次の年の夏に成虫となって外の世界に出るのだそう。寿命は1、2年くらいなのかな?頑張って生きてくれやあ。