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渇して井を穿つ 準備不足を反省

前漢時代の中国にて、皇帝の教育用に編集されたという「説苑」という故事説話集があります。前漢時代の少し前には、司馬遼太郎の歴史小説「項羽と劉邦」の時代があり、さらに少し前には秦の始皇帝の万里の長城の時代があります。いずれも紀元前の時代で、中国の歴史の長さを感じるところです。

子供の桃太郎電鉄、YouTubeへの中毒ぶりが気になります。桃太郎電鉄は地理の勉強になりそうなのでともかくも、YouTubeはためにならなそうというかなんというか…。自分自身中国の歴史は大好きですが、その入りは横山光輝の漫画「項羽と劉邦」や「三国志」だったので、どこで興味をもつかわからないという点ではYouTubeもなんともいえませんが、親としては図鑑とかに興味をもってほしいなというのが本音です。我が家には「危険生物」など4冊の図鑑がありますが、今のところ単なるインテリアと化しています。

 
さてその説苑の中に、「渇して井を穿つ」という一文があります。事が起きてから準備をするのでは遅い、ということの例えです。会社では部品の納期長期化がますます悪化の一途をたどっています。得意先さんへの納期対応にも影響が出始めました。管理する側で何をするかを、より明確に指示出しすべきだったかなとか、業者さんへの確認連絡を密にすべきだったかなとか、まさに渇して井を穿つ。準備不足を反省しているところです。