新型コロナ

のどを潤す。歯磨きも大切のよう

新型コロナウィルスが依然として猛威を振るっています。感染、発症までの具体的な流れは、

➀ウィルスがのどの細胞などに吸着
➁細胞内に侵入
③膜融合
④脱殻(膜を破って細胞内に出てくる)
⑤ウィルス遺伝子の複製、増殖
⑥増殖したウィルスが細胞外へ遊離
⑦他ののどの細胞などに感染拡大(発症)

になりますが、今ニュースでよく聞くアビガンという薬は、上記⑤の「ウィルス遺伝子の複製、増殖」を阻害することに効果があるようで、新薬開発においては基礎研究、非臨床試験はすでに終えていて臨床試験(治験)に入る段階のようです。

SARSの再興ウィルスとしての新型ウィルス出現は以前より予見されていたようで、またインフルエンザの変異に備え、国では2017年より200万人分のアビガンの備蓄を開始していたのだとか。この危機管理はすごいなと思いましたが、この後は治験において良い結果が出ることを祈るばかりで、薬としての承認が待たれるところです。

 
また私たちが通常できることとして、➀「のどの細胞などに吸着」を防ぐために手洗い、うがいが大切なのは言うまでもありませんが、白湯や殺菌効果のある緑茶などをチビチビ飲んでのどを潤すことも大切。それを聞いてか朝、子供がイチゴとお茶を出してくれました。

た歯医者さんいわく、その細胞への吸着は口腔内の細菌を介しやすいことから、歯磨きも非常に大切なのだそうです。子供の仕上げ磨きも念入りにやってます。